はじめに 脱炭素に向けた発電電力量の推移(Ⅴ)
FIT制度が導入された2012~2015年、大規模水力発電を含む再生可能エネルギーの発電電力量の年平均伸び率は10~12%と伸びたが、2016年以降は年平均伸び率は鈍化し、2023年は3.0%まで低下した。今後、仮に年平均伸び率3.0%を維持できた場合でも、2030年には2854億kWhにしか到達しない。これは第6次エネルギー基本計画で目標とした総発電電力量(9300~9400億kWh)の36~38%とする再生可能エネルギー発電の電力量(3348~3572憶kWh)の80~85%であり、目標は未達となる。2011年の東日本大震災以降の国内の再生可能エネルギー導入状況を観てみよう。