水素エンジン

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水素エンジン車の開発動向(Ⅲ)

水素エンジンは、水素エンジン自動車に留まらず水素エンジンバイク、水素エンジン発電機へとその応用範囲は広い。しかし、水素エンジンは単に燃料のガソリンを水素に置き換えるだけでなく、水素タンクを含めた幾つかの開発課題が内在している。持続可能な真のカーボンニュートラルを目指すためには、エネルギー効率は重要課題である。競合する水素エンジン、燃料電池、合成燃料(e-fuel)について使い分けは可能であろうか?
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水素エンジン車の開発動向(Ⅱ)

1970年 、武蔵工業大学(現東京都市大学)が、水素燃料でレシプロエンジンを駆動し、1975年、液体水素燃料で米国 SEEDラリー出場 して2800kmを走破した。2006年、マツダはロータリーエンジンの「RX-8ハイドロジェンRE」をリース販売した。デュアルフューエルシステム採用で、水素とガソリンのどちらでも走行できる。
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水素エンジン車の開発動向(Ⅰ)

水素エンジン車の基本構造はガソリンエンジン車と同じで、水素を燃料とする点が異なる。燃料電池を搭載し、水素を燃料として発電してモーターを回す燃料電池車(FCEV)とは全く異なり、既存の部品や技術を大幅に活用できるメリットがある。水素エンジン車では単に燃料のガソリンを水素に置き換えるだけでなく、幾つかの重要な開発課題が内在している
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2020年代におけるBEVシフト(Ⅻ)

2022年6月、トヨタ自動車は、水素をエンジンで燃焼させて走る開発中の「水素エンジン車」の市販を目指す方針を示した。また、2022年7月、トヨタ自動車は小型FCトラックを、日野自動車、いすゞ自動車と2023年1月を目指して共同開発すると発表した。