再エネ 太陽光パネルメーカーの動向(Ⅳ)
2020年代に入り、主力のシリコン系太陽電池は多結晶から単結晶へと移行する。2021年には、太陽光パネルの全生産量の97%が結晶シリコン(236GW)で、内訳は単結晶シリコン(215GW、89%)の増加が継続し、多結晶シリコンが大きく減少した。2022年には、太陽光パネルの生産量の97%を単結晶シリコンが占めるに至り、多結晶シリコンは1%を切り、薄膜太陽電池のシェアを下回った。また、単結晶シリコンのp型PERCは減少し、n型PERCが総生産量の半分以上となった。